第192回情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表会

■プログラム

開催日時: 2017年7月6日(金)〜7日(土)
会場: 北海道大学 情報科学棟
  所在地(住所)
  〒060-0814 札幌市北区北14条西9丁目
  北海道大学大学院情報科学研究科

【プログラム】
7月6日(金) 午後 オープニング 座長: 榊 剛史(ホットリンク)
12:50-13:00 オープニング

7月6日(金) 午後 物語分析 (13:00 – 14:30)
(1)NLC 13:00-13:25
国際民話抄録の計量的分析 ~ 文化知識の伝達の観点から ~
○中分 遥(Univ. Oxford)・佐藤浩輔(明大)
(2)NLC 13:25-13:50
歌舞伎における物語の技法を抽出する
○小方 孝(岩手県立大)
(3)NLC 13:50-14:15
物語生成における情報の獲得と学習
○小野淳平(デジタルアーツ仙台)・伊藤拓哉・小方 孝(岩手県立大)

14:15-14:30 ディスカッションタイム

14:30-14:40 休憩 ( 10分 )

7月6日(金) 午後 特別講演 座長: 未定 (14:40 – 15:20)
★(4)ICS 14:40-15:20 ※招待講演の1枚原稿は事務局で用意します。投稿システムには入ってません。
[特別講演]人工知能研究から社会実装、そして起業へ
○川村秀憲

15:20-15:30 休憩 ( 10分 )

7月6日(金) 午後 テキスト解析 座長: 未定 (15:30 – 17:00)
★(5)ICS 15:30-15:55
Towards a New Investigation Method for Tourists’ Needs: Dictionary-based
Aspect-level Review Classification
○宋 爽(北海道大学)・山下 倫央(北海道大学)・川村 秀憲(北海道大学)・斎藤 一(北海道情報大学)
★(6)ICS 15:55-16:20
大規模ニュース記事データベースを用いた複数観点からの記事の対比と報道スタンスの分析
○立浪 紀彦(北海道大学)・吉岡 真治(北海道大学)
(7)NLC 16:20-16:45
対話から獲得したユーザ情報を用いる雑談対話システムの構築とその長期的な評価
○角森唯子(NTTドコモ)・東中竜一郎(NTT)・吉村 健(NTTドコモ)

16:45-17:00 ディスカッションタイム

17:00-17:10 休憩 ( 10分 )

7月6日(金) 午後 深層学習・分散表現 座長: 未定 (17:10 – 18:40)
★(8)ICS 17:10-17:35
LSTMを用いた難解句判別器の開発
○米田航紀(北海道大学)・横山 想一郎(北海道大学)・山下 倫央(北海道大学)・川村 秀憲(北海道大学)
★(9)ICS 17:35-18:00
反義関係を反映する単語ベクトル変換手法の検討
○別所 克人(NTT)・浅野 久子(NTT)・富田 準二(NTT)
(10)NLC 18:00-18:25
参照訳を必要としない単語分散表現による異言語間類似度を用いた訳文の自動評価
○藤川寛基(北大)・越前谷 博(北海学園大)・荒木健治(北大)

18:25-18:40 ディスカッションタイム

7月7日(土) 午前 情報抽出 座長: 未定(09:30 – 11:30)
(11)NLC 09:30-09:55
連想類語辞典を用いた直喩生成コーパスの作成
○蜜石湧斗・嶋田和孝(九工大)
★(12) ICS 09:55-10:20
ヘルプデスクの対応記録からのQAリストの半自動抽出
○壹岐 太一(Nextremer)・田嶋 隼平(Nextremer)・下沢 将啓(三菱総合研究所)・比屋根 一雄(三菱総合研究所)
(13)NLC 10:20-10:45
トリビア文抽出のためのトリビア度合いの推定
○新名和也・嶋田和孝(九工大)
(14)NLC 10:45-11:10
Yelpレビュー情報における潜在的トピックを用いた類似・競合店舗の特定
○入江政行・佐々木 一・坂田一郎(東大)

11:10-11:30 ディスカッションタイム

11:30-11:40 休憩 ( 10分 )

7月7日(土) 午後 動向推定 座長: 未定(11:40 – 12:40)
★(15) ICS 11:40-12:05
競輪予想記事の自動配信に向けた的中車券予測
○吉田 拓海(北海道大学)・横山 想一郎(北海道大学)・山下 倫央(北海道大学)・川村 秀憲(北海道大学)
★(16) ICS 12:05-12:30
著者の移動を用いた学術分野の相互的な変動の特定
○吉岡 龍弥(東京大学):大知 正直(東京大学)・坂田 一郎(東京大学)

12:30-12:40 ディスカッションタイム

7月7日(土) 午後 クロージング 座長: 吉田光男(豊橋技科大) (12:40 – 12:50)
12:40-12:50 クロージング

■開催案内

第192回知能システム研究会発表

開催日時: 2017年7月6日(金)〜7日(土)
会場: 北海道大学 情報科学棟
  所在地(住所)
  〒060-0814 札幌市北区北14条西9丁目
  北海道大学大学院情報科学研究科
連催:電子情報通信学会 言語理解とコミュニケーション研究会(NLC)
テーマ: 言語処理・知能システムの社会応用

今回の合同研究会では「言語処理・知能システムの社会応用」をテーマとした研究発表を中心に,自然言語処理・知能システム全般の研究を幅広く募集いたします.
ビッグデータやデータサイエンスの隆盛に伴い,言語処理をはじめとするAI技術を用いた研究について,学術界と産業界の垣根を飛び越えて,
実ビジネスに活用され始めています.また,産学連携による共同研究も増加しています.
しかし,それらの取り組みに関する情報は,企業内にとどまっているか,もしくは専門的な内容については省略された形で配信・周知されていることが多く,
どのような技術が活用されているかを具体的に知れる機会は限られています.また,産業界が提供したデータを学術界で分析する取り組みも徐々に増え
つつありますが,それらについて広く発表し,議論できるような場はまだまだ多くありません.
研究の新規性は学術研究において非常に重要視されるべきものである一方,応用研究では,研究の新規性が認められにくいこともしばしばあります.従って,
本研究会では,学術的な新規性だけにこだわらず,技術や得られた知見の適用分野の新しさ,言語処理分野以外にアピールする結果の面白さなど,
研究の外側にある新しさや関心を含めて議論したいと思います.
また,上記テーマに限らず,自然言語処理に関する理論・技術・応用や複合メディア(音声や画像,映像など)上での自然言語コミュニケーションに関する理論・技術・
応用など,常時研究会で扱っているテーマ一般の研究も歓迎しますので,是非積極的にご発表をご検討ください.
大学,企業を問わず,多くの方々のご発表とご参加をお待ちしております.著者がほかの研究会などで既に発表した論文に類似した内容であっ
ても,本テーマに合致する内容であれば発表を歓迎します.

発表申込締め切り日
2018年 5月15日(火)

原稿提出締め切り日
2018年 6月6日(水)

原稿は、日本語または英語にて作成ください.
また,原稿〆切は延期することはできませんのでご注意ください.
○発表申込: 申込書のページをご利用ください.
https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/ICS/
○照会先: 東京大学
E-mail: ochi (at) ipr-ctr.t.u-tokyo.ac.jp ※[AT]は@になおしてください.

第191回情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表会

■プログラム(発表20分,質疑応答10分)

2018年3月26日(月)

セッション1:意思決定と協調支援技術

13:10–13:40
(1)周辺語と構文的特徴に着目したWeb議論掲示板上の固有表現に対する感情極性判定
安藤 智大(東京農工大学)藤田 桂英(東京農工大学)

13:40–14:10
(2)複数同時交渉問題のための協調度に基づくマッチング
川田 涼平(東京農工大学)藤田 桂英(東京農工大学)

14:10–14:40
(3)多属性意思決定に基づくカジノを構成する水準の選好度に関する研究-日本におけるカジノの認知向上に向けたアイデア創出の契機として
古宮 望美(芝浦工業大学)中村 潤(芝浦工業大学)

14:40–15:10
(4)バンディットアルゴリズムに基づいたオンライン議論における発言者指名手法
栗井 実緒(東京農工大学)藤田 桂英(東京農工大学)

—休憩(15:10–15:25)—

セッション2:AIシステム応用

15:25–15:55
(5)オンライン議論支援システムを用いた対立型テーマ討論:
住民投票問題を事例としたパイロット実験からの示唆
辰巳 智行(静岡大学)中澤 高師(静岡大学)福田 直樹(静岡大学)吉田 寛(静岡大学)

15:55–16:25
(6)7並べにおける行動戦略
石川 諒人(東京農工大学)藤田 桂英(東京農工大学)

16:25–16:55
(7)合理的でない放流者からため池の生態系を保全するためのQS-Learningに基づく見回りルートの学習機構の試作
杉山 慶多(静岡大学)福田 直樹(静岡大学)

2018年3月27日(火)

セッション3:合意形成とコミュニケーション支援

10:10–10:40
(8)アイデア会議のコミュニケーション可視化システムとノーインタフェース家電コンセプト構築への適用
久代 紀之(九州工業大学)青山 裕介(九州工業大学)江平 達哉(九州工業大学)新庄 篤尚(九州工業大学)

10:40–11:10
(9)性別が間接互恵性に与える影響の推定
赤石 仁(熊本高専 人間情報システム工学科)中野 光臣(熊本高専)

–小休憩(11:10–11:20)–

11:20–11:50
(10)機械学習技術を用いた交渉エージェントのための自動交渉シミュレータJupiterの提案
福井 智哉(名古屋工業大学)伊藤 孝行(名古屋工業大学)

11:50–12:20
(11)ファシリテーター支援のための分散表現を用いた話題変化判定
芳野 魁(名古屋工業大学)伊藤 孝行(名古屋工業大学)

■開催案内

第191回知能システム研究会発表

開催場所:静岡大学 浜松キャンパス 新講義棟 共31教室
開催日時: 2018年3月26日(月) (申込者多数の場合には27日も開催)

テーマ:「創造的協働を実現する知能システム」および一般

機械の知能化技術の大きな進歩により、人間と機械の協働により新たな知を創出し、人・集団の知的活動の質向上の実現に貢献できる知能システムが今まで以上に求められています。
また、新しい知能システムを通じて、人間や機械などが協働することで新たな知識の活用方法や新しい社会システムが誕生し、個人や集団、将来的には社会の知的活動が飛躍的に向上することが期待されています。
このような創造的協働などの実現のために、知能システム研究分野が築き上げてきた基礎原理、要素技術、システムが貢献できると考えられます。
また、現実世界の人間同士の創造的恊働も重要な対象であることから、個々の分野に閉じた研究のみではなく、現実社会での異分野間コミュニケーションを円滑化、合意形成や恊働作業に結び付ける学際的な学術的研究も重要となります。
今回の研究会では、創造的協働を実現する知能システムに関する研究やそれらを実際に行っている社会科学的研究にも焦点を当て、これらに関わる研究者相互の知識・知見の交換や議論を促進する機会にしたいと考えています。
なお、本テーマに関わらず、知能システムにつながる萌芽的な研究も募集いたしますので、広く関連ある研究の発表の場としてご活用ください。

発表申込み締切日:2月23日(金)
原稿締め切り:3月2日(金) 23:59まで ※厳守です.

申込方法:以下の「発表申込」より申込み.
https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/ICS/

※学位記授与式等の日程の事情で,発表日に配慮が必要な場合がありましたら,
発表申し込み時に,「研究会への連絡事項」欄にその旨をご記入ください.

第190回情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表会

■プログラム

ICS190プログラム

セッション4 (3月2日 16:50-17:30)
ICS1 高屋英知,竹市裕介,尾崎まみこ,栗原聡神経細胞セグメンテーションにおける深層畳み込みアーキテクチャの適
用方法に関する検討
ICS2 阿部秀尚,森田武史,山口高平ROSモジュールにおけるメタ学習による機械学習アルゴリズム選定の実
現と評価
ICS3 髙橋良暢,佐藤聖也.栗原聡,山川宏複数のニューラルネットワークの隠れ層出力に対する等価性構造抽出
ICS4 須賀聖,坪井一晃,栗原聡群知能における多段創発メカニズム構築手法の提案
ICS5 坪井一晃,須賀聖,栗原聡群知能メカニズムを用いた時系列階層型パタン抽出法によるマーケティ
ングデータ解析

セッション5 (3月3日 9:00-10:40)
ICS6 久保田恵介,岩田員典,伊藤暢浩RoboCupRescue Simulationにおける協調行動の分析
ICS7 加藤慶彦,栗原聡異種エージェント間における協調のための相互意図理解の研究
ICS8 村中慧,大塚知亮,菅原俊治異なる利得構造を持つエージェントが混在するネットワークにおける協
調促進について
ICS9 舟戸崚也,早野真史,飯嶋直輝,菅原俊治通信遅延がある環境における効率的なチーム編成手法の提案
ICS10 幡本昂平,横山想一郎,山下倫央,川村秀憲マルチエージェントシミュレーションを用いた代替出勤者リスト生成ア
ルゴリズムの評価

※全体のプログラムはこちらになります。
http://www.ics.lab.uec.ac.jp/wssit18/index.php?Program

■開催案内

「社会システムと情報技術研究ウィーク(2018年3月1日(木)-4日(日)) in ルスツリゾート 2018」論文募集
-Workshop of Social System and Information Technology (WSSIT18)-

http://www.ics.lab.uec.ac.jp/wssit18/

人工知能学会「知識ベースシステム研究会」
人工知能学会「社会におけるAI研究会」
人工知能学会「データ指向構成マイニングとシミュレーション研究会」
情報処理学会「知能システム研究会」※ICS190発表会として3/2-3に開催します。
情報処理学会 関西支部「行動変容と社会システム研究会」
電子情報通信学会「人工知能と知識処理研究会」

○開催にあたって

現在の情報化社会の根幹を担うインターネットの隆盛と,第3次人工知能ブームは,今後の情報社会のあり方,情報社会と人との関係に対して,良い面,悪い面の双方において大きな影響を及ぼすことが議論されております.今やスマホは生活に欠くことのできない情報端末となり,SNS,検索・翻訳など,人は様々な場面で情報システムに依存するようになりつつあります.

一方で,太古の昔から人間が社会システムを築き上げてきた時間に対して30年というのはあまりにちっぽけな時間であり,人工知能を象徴とする情報技術が人間生活・社会システムのなかでどのような存在であるべきか,どのような影響を与えるのか,そして何が実現可能なのかについてまだまだわかっていないのではないかと思われます.

WSSITシリーズは,これまで人工知能学会「知識ベースシステム研究会」「社会におけるAI研究会」「データ指向構成マイニングとシミュレーション研究会」,情報処理学会「知能システム研究会(旧知能と複雑系研究会)」,電子情報通信学会「人工知能と知識処理研究会」の5つの研究会による連続開催体制となっておりました.今年はさらに新しいメンバーでとして,情報処理学会「行動変容と社会システム研究会」が加わります.各研究会幹事からなるWSSIT18実行委員会が発表を取りまとめて全体のプログラムを企画いたします.ぜひこの分野に興味を持っている多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます.

○テーマ

人工知能や社会・経済システムのモデル化・データマイニング・シミュレーション・ネットワーク分析,複雑系の解明と利用,環境・福祉・金融・デジタルコンテンツなどに関する社会システムの諸問題と情報技術など,人間生活や社会システムと情報技術に関連する基礎的研究から応用研究に関する分野横断的なWSSIT発表を幅広く募集します.活発な議論を通して,現存の社会の仕組みに情報技術を適応させる方法ではなく,最新の情報技術をベースとした新しい社会のあり方について模索したいと思います.

○開催場所

北海道 ルスツリゾートホテル
http://www.rusutsu.co.jp/hotel/
〒048-1711 北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地
TEL:0136-46-3331(代表)

○ご宿泊について
宿泊につきましては,実行委員会で申し込みをとりまとめての合宿形式で行います.(申し込み締め切りは2月中旬を予定しております)

○発表申込スケジュール

◆2018年1月15日(月曜日):発表申込み締め切り

下記,WSSIT17ホームページより発表申込みをお願いいたします.
http://www.ics.lab.uec.ac.jp/wssit18/index.php?ImportantDate

※WSSIT実行委員会にて発表いただきます研究会セッション枠を決定させていただきます.割り当て研究会のフォーマットに従って原稿を作成して下さい.分量は6ページ~8ページとなります.

※お申込みされた概要が研究会の対象領域と大きく異なる場合や,提出された論文が規定のフォーマットと異なる場合は,発表をお断りすることがありますのでご注意下さい.

○発表原稿

◆2018年2月5日(月曜日):原稿提出締め切り

提出方法は研究会毎に異なります.お申し込み時に折り返し提出方法についてご連絡いたします

○お問い合わせは下記までお願いいたします

wssit18_info_at_ics.lab.uec.ac.jp (_at_ →@)

○WSSIT18実行委員会

栗原 聡@電通大(IEICE SIG-AI)
鳥海不二夫@東大 (JSAI SIG-DOCMAS)
川村秀憲@北大 (JSAI SIG-DOCMAS)
横山想一郎@北大(IPSJ SIG-ICS)
原田恵雨@苫小牧高専(JSAI SIG-KBS)
諏訪博彦@NAIST(JSAI SIG-SAI)
石塚宏紀@KDDI総合研究所(IPSJ kansai SIG-BCSS)

第188回情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表会

■開催案内

開催日時: 2017年7月20日(木)
会場: 株式会社LIFULL 本社 8階セミナールーム
〒102-0083 東京都千代田区麹町1-4-4
http://lifull.com/company/access/
※株式会社ネクストが社名を変更し、LIFULLになりました。

参加費:
情報処理学会非会員:2,500円
情報処理学会会員:1,500円
※参加する際は、下記のURLから事前参加登録をお願いします。
https://goo.gl/forms/raOlMBa8cfKV9N9z1

テーマ: 実ビジネスにおけるAI技術と知能システム
ビックデータおよびAIの隆盛に伴い,AI技術およびそれを活用した知能システムについては,学術界と産業界の垣根を飛び越えて,実ビジネスに活用され始めている.しかし,それらの取り組みに関する情報は,企業内にとどまっているか,もしくは専門的な内容については省略された形で配信・周知されていることが多く,どのような技術が活用されているかを具体的に知れる機会は少ない.また,産業界が提供したデータを学術界で分析する取り組みも徐々に増えつつあるが,それらについて広く発表し,議論できるような場はまだまだ少ない.

 本研究会では,それらのような実ビジネスにおけるAI技術の活用やAI技術を用いた産学連携の取り組みについて公開可能な範囲で発表してもらい,学術・産業双方の立場から当該技術やその技術の適用妥当性・適用可能性などについて意見交換していく場を設定する.

 本研究会を通じて,AI領域での学術・産業の交流をより深め,AI技術活用における産業界と学術界が連携する機会を創出するとともに,AI技術応用領域の拡大可能性について議論していきたい.

■プログラム
○11:00〜11:10:オープニング

○11:10〜12:25:一般発表
11:10~11:35:「ソーシャルメディアユーザの属性推定と実サービスへの活用」 ホットリンク 榊 剛史
11:35~12:00:「複合的な文書分析技法を用いた地元企業の口コミ分類補助システムの開発」 宇都宮大学 安藤 瞭
12:00~12:25:「楽曲聴取行動系列の階層化による聴取傾向変化の検出と行動分析」 サイバーエージェント 高野 雅典

○13:30~15:10:招待講演
13:30〜14:20:「不動産分野でのAIシーズ活用の現状と課題」
株式会社LIFULL リッテルラボラトリー主席研究員 清田 陽司
概要:深層学習に代表される学術コミュニティ発のAIシーズの適用がさまざまな産業分野で試みられるようになっています。適用が進んでいる産業分野(例: 金融、検索、Web広告、eコマース)の共通点としては、 産学の壁を超えたコミュニティの発達があるように思われます。不動産分野でも、価格推定、 物件画像解析やテキストチャットの自動化などAIシーズの適用事例が見られるようになっていますが、 現状では産学双方のプレーヤーを巻き込んだコミュニティは未成熟なのが現状です。 不動産へのAIシーズ適用にフォーカスしたコミュニティの成長に貢献することを目指して、 我々は国立情報学研究所 情報学研究データリポジトリ(NII-IDR) での「LIFULL HOME’Sデータセット」の提供や、不動産テックにフォーカスしたセッションの開催などに取り組んできました。
本講演では、人工知能学会誌 2017年7月号特集「不動産とAI」の内容をかいつまんで紹介し、AIシーズ活用に向けた議論を提起したいと考えています。

14:20〜15:10:「AI技術応用ビジネスの最前線と実情」
澪標アナリティクス 代表取締役 井原 渉
概要:実ビジネスの課題を解決したAI技術を用いた事例を2点ご紹介し、実際に適応しようとした際の技術的な課題点、実際に導入して分かった運用上の課題点や適用されるビジネス側の運用でカバーした部分や残った課題も含めてご紹介いたします。 チャットツールと画像の自動評価システムに関してお話いたします。

15:10~15:30 休憩

○15:30~17:00 依頼講演
15:30〜16:00 「AI×データが作る次世代マーケティング」
データアーティスト株式会社 代表取締役社長 山本 覚
概要:昨今、マーケティング分野におけるAI(人工知能)の活用に注目が集まっております。本講演では、ディープラーニングを活用したターゲティング精度の向上の具体的なノウハウ、GANを用いたクリエイティブの自動生成、未来の需要予測、実店舗での活用案など、最新の手法を実ビジネスにどのように活用するかのご紹介をいたします。

16:00〜16:30 「ディープラーニングによる建物特性の抽出と台風被害想定の手法」
エーオンベンフィールドジャパン株式会社 岡崎 豪
概要:台風による被害を早期に把握することは、損保業界にとって損害査定を円滑に行うため、不可欠なことになります。この課題に対して、ディープラーニングにより屋根形状等の建物特性を判別し、高い精度で被害状況を予測するシステムを開発した内容をお話しいたします。

16:30〜17:00 「リクルートにおけるAI活用」
株式会社リクルートテクノロジーズ ITソリューション統括部 ビッグデータ部 宮田 洋毅 /奥田 裕樹
概要:リクルートにおけるビッグデータを活用したAIの具体的な事例についてと、最近外部公開を開始した人工知能プロジェクトA3RTについてご紹介します。

17:00〜17:10 クロージング

○発表申込〆切: 2017年06月9日(金)
○原稿〆切: 2017年06月23日(金)
   原稿は、日本語または英語にて作成ください.
  また,原稿〆切は延期することはできませんのでご注意ください.
○発表申込:  申込書のページをご利用ください.
   https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/ICS/
○照会先: 株式会社ホットリンク
   E-mail: t.sakaki (at) hottolink.co.jp※[AT]は@になおしてください.

第189回情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表会

第189回知能システム研究会 プログラム

場所: 軽井沢,国際高等セミナーハウス

8月5日
 10:15 – 10:40 ニューロンナレッジモデルによる感情推論システムの実現と実装 増田和宏(株式会社UPIホールドマインズ )
 10:40 – 11:05 人狼ゲームにおける面白いゲーム展開の分析と判別手法の一考察 月田詩悠(電通大)
 11:05 – 11:30 人狼BBSにおける発話の自動分類 福井敬徳(愛工大)
 11:30 – 11:55 5人人狼ゲームにおける戦略の検討 汪博豪(筑波大)

招待講演1:
 13:30 – 15:00 対面型人狼ゲームのイベント設計 高橋一成(株式会社人狼)
   弊社(株式会社人狼)は,人狼ゲームを広げることを目的として2012年に設立しました.当初は弊社が主催となって人狼ゲームイベントを行っていましたが,2013年の幻冬舎から出版された「会話型心理ゲーム人狼」の執筆を期に,主催イベントをほぼ0にして,監修や企画を中心に行う方向にシフトしていきました.これら番組制作にあたり,最も重要視している点とは,「経験の浅い視聴者が『楽しめた』と言ってもらえる放送にすること」の一点のみと言っても過言ではありせん.わかっている人だけが楽しめるコンテンツとしてではなく,このプレイヤがなぜここで嘘をつくのか,そして,なぜここでそんな発言をするのか,を番組の演出を通して視聴者に伝えて行くことで人狼ゲームが初めてや深く知らない人でもその楽しみが理解できる,そんな番組作りを心がけています.それによって多くの視聴者に番組が受入られたと考えております.

 15:30 – 17:00 ゲーム運営におけるデータ分析と施策反映 井原 渉(澪標アナリティクス株式会社 )
   ゲームのログを分析して,ゲームの施策に反映させるまでのサイクルと,その中での留意点についてお話いたします.また,現在行っております,人工知能の技術を用いたゲームのログの分析から,どのようなことが新しく見えてくるのかについてもお話しします.弊社は様々なゲーム会社のデータ分析を外注という立場にあり,それらを分析してきた経験のなかで,データ分析をゲーム運営に活かす際に,実際にあった課題や衝突を基に,それらをどう解決しているのか,そしてどうやって分析結果をゲーム施策に反映してもらうのかをお話しすることで,我々が実施している分析のサイクルを紹介いたします.そして,分析結果からどうやって施策につなげているのかをお見せします.

開催案内**********
開催日時: 2017年8月5日(土)午前中から ※発表件数によっては4日の夕方から開催
会場: 長野県北佐久郡軽井沢町 国際高等セミナーハウス
テーマ: ゲームAI および 知能システム一般

招待講演:高橋一成 「参加型ゲームのイベント設計(仮)」(予定)

情報技術をはじめとして,知能システムは,社会において活用されることで社会の価値創造や問題解決の有効な手段となりえます.本研究会では,その一分野といえるゲームAIに着目し,それらを開発・運用していくことで現実社会と調和をはたし,新しい社会のイノベーションへとつながるものと考えております.そこで,ゲームAIに関わる研究を広く募集いたします.なお、本テーマに関わらず,知能システムにつながる萌芽的な研究も募集いたしますので、広く関連ある研究の発表・議論の場としてご活用ください。

なお,開催は午前中から行う予定(発表件数次第で14日からの開催の可能性あり)であるため前泊を希望されるかたは,会場のセミナーハウスでの宿泊が可能です(先着で10名程度)。希望されるかたは発表申し込みとは別途照会先までご連絡ください。また、駅からセミナハウスへの移動に関しては、可能な範囲でサポートいたしますので,希望される方は合わせてお問合せください.

○発表申込〆切: 2017年06月30日(木)
○原稿〆切: 2017年07月12日(水)
   原稿は、日本語または英語にて作成ください.
  また,原稿〆切は延期することはできませんのでご注意ください.
○発表申込:  申込書のページをご利用ください.
   https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/ICS/
○照会先:  電気通信大学 篠田孝祐
   E-mail: kosuke.shinoda (at) is.uec.ac.jp ※[AT]は@になおしてください.

第187回 情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表会

開催日時: 2017年3月29日(水)
会場: 東京大学 本郷キャンパス 工学部3号館 320室

テーマ: 実社会データ分析と知能システム および 知能システム一般

 ビックデータおよびAIの隆盛に伴い,様々なデータを分析し,それを
企業や政府の意思決定・戦略立案に活用しようという流れが加速している.
しかし,多くの場合,データ分析のみを行う場合が多く,そこから得られた
知見・知識を活用するための仕組みを構築するまでには至っていない.
実社会で,データ分析やAIを活用した技術を活用していくためには,
それらを用いて知能システムを構築していくことが求められる.
本研究会では,様々な実社会データを分析結果に関する幾つかの発表を行う.
それらの研究から得られた知識・知見を活用するためにはどのような知能
システムを構築していく必要があるかを,本研究会を通じて議論・検討していきたい.

プログラム:
(1)10:00~10:30
商品画像に着目したオンラインフリーマーケットにおける購買購読予測に関する研究
松本 淳太郎,大知 正直,山下 雄大,榊 剛史,森 純一郎,坂田 一郎

(2)10:30~11:00
取引により形成されるコミュニティが新興企業の成長に与える影響の分析
布施 智章 ,坂田 一郎

(3)11:00~11:30
学術論文情報を用いた法令・制度の影響評価分析〜電力分野のケース〜
西牧 聖矩,大知 正直,浅谷 公威,森 純一郎,坂田 一郎

○照会先:
株式会社ホットリンク 榊 剛史
E-mail: t.sakaki (at) hottolink.co.jp
※[AT]は@になおしてください.
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第186回 情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表会

「社会システムと情報技術研究ウィーク in ルスツ 2017」論文募集
-Workshop of Social System and Information Technology (WSSIT17)-

 http://www.ni.is.uec.ac.jp/wssit17/

 人工知能学会「知識ベースシステム研究会」
 人工知能学会「社会におけるAI研究会」
 人工知能学会「データ指向構成マイニングとシミュレーション研究会」
 情報処理学会「知能システム研究会」
 情報処理学会 関西支部 行動変容と社会システム研究会
 電子情報通信学会「人工知能と知識処理研究会」

○開催にあたって

現在の情報化社会の根幹を担うインターネットの隆盛と,第3次人工知能
ブームは,今後の情報社会のあり方,情報社会と人との関係に対して,良
い面,悪い面の双方において大きな影響を及ぼすことが議論されておりま
す.今やスマホは生活に欠くことのできない情報端末となり,SNS,検索・
翻訳など,人は様々な場面で情報システムに依存するようになりつつあり
ます.

一方で,太古の昔から人間が社会システムを築き上げてきた時間に対して
30年というのはあまりにちっぽけな時間であり,人工知能を象徴とする情
報技術が人間生活・社会システムのなかでどのような存在であるべきか,
どのような影響を与えるのか,そして何が実現可能なのかについてまだま
だわかっていないのではないかと思われます.

WSSITシリーズは,これまで人工知能学会「知識ベースシステム研究会」
「社会におけるAI研究会」「データ指向構成マイニングとシミュレーショ
ン研究会」,情報処理学会「知能システム研究会(旧知能と複雑系研究
会)」,電子情報通信学会「人工知能と知識処理研究会」の5つの研究会
による連続開催体制となっておりました.今年はさらに新しいメンバーで
として,情報処理学会「行動変容と社会システム研究会」が加わります.

各研究会幹事からなるWSSIT17実行委員会が発表を取りまとめて全体のプ
ログラムを企画いたします.ぜひこの分野に興味を持っている多数の皆様
のご参加をお待ち申し上げます.

○テーマ

人工知能や社会・経済システムのモデル化・データマイニング・シミュレー
ション・ネットワーク分析,複雑系の解明と利用,環境・福祉・金融・デ
ジタルコンテンツなどに関する社会システムの諸問題と情報技術など,人
間生活や社会システムと情報技術に関連する基礎的研究から応用研究に関
する分野横断的なWSSIT発表を幅広く募集します.活発な議論を通して,
現存の社会の仕組みに情報技術を適応させる方法ではなく,最新の情報技
術をベースとした新しい社会のあり方について模索したいと思います.

○プログラム

【3月2日】

セッション1 (16:00-18:00)
KBS1:Accumulatorモデルを用いた,機械学習器の階層的な調停と強化学習への応用
   芦原佑太,大澤正彦,島田大樹,栗原聡,今井倫太
KBS2:DCGANによるループ音源の学習と生成
   細川皓平,川村秀憲
KBS3:畳込みニューラルネットワークを用いた画像分割による複数物体認識
   髙岡賢人,土屋誠司,渡部広一
KBS4:ROS環境上における機械学習タスク実行モジュールの実装と評価
   阿部秀尚,森田武史,山口高平
KBS5:畳み込みニューラルネットワークを用いた積雪状態の認識とロードヒーティングの制御
   小山望海,川村秀憲
KBS6:キネクトを用いた表情予測手法の検討
   高原,坪川宏     

セッション2(20:00-22:20)
SAI1:暗黙知に基づく飲食店用不動産物件の賃料推定システム
   荒川周造,諏訪博彦,小川祐樹,荒川豊,安本慶一,太田敏澄
SAI2:住居選択支援を目的としたAI技術適用の試み -ソーシャルメディアへのクラウドソーシング適用および物件画像への深層学習適用-
   清田陽司
SAI3:群知能メカニズムによる時系列階層構造を有するパタンの抽出に関する検討
   坪井一晃,須賀聖,栗原聡
SAI4:ソーシャルメディアにおける限界効用逓減の効果
   三浦雄太郎,大阪健吾、鳥海不二夫、菅原俊治
SAI5:ソーシャルセンシングによる能動的な地域密着イベント情報抽出手法の検討
   佐藤圭,池田圭佑,坂井栞,伊藤千輝,栗原聡
SAI6:人狼ゲームにおける「面白い」ゲーム展開を判別するシステムの開発
   李光龍,篠田孝佑
SAI7:サトウキビ育種家の新種選抜における知見抽出と年代毎の比較
   梁木俊冴,加藤慶彦,池田圭佑,服部太一郎,樽本祐助,篠田孝祐,栗原聡

【3月3日】

セッション3(13:00-15:00)
DOCMAS1:RoboCupRescue Simulationにおける開発・実験を支援する環境の提案
   鷹見竣希,高柳和央,伊藤暢浩,岩田員典,村瀬洋介,内種岳詞
DOCMAS2:ユーザフィードバックへの適応メカニズムを組み込んだモバイルデスクトップ作業支援システムの実装
   齋藤晴紀,栗原聡
DOCMAS3:クラスタリングに基づく東日本大震災前後の情報拡散度の比較
   秦恭史,諏訪博彦,岸本康成,藤原靖宏,新井淳也,飯田恭弘,岩村相哲,鳥海不二夫,安本慶一
DOCMAS4:Deep Q-NetworkによるRCカー運転制御学習のための報酬設計
   小川一太郎,川村秀憲、酒徳哲、柳原正、田中英明
DOCMAS5:三次元視覚化によるロボカップ災害救助シミュレーション競技の理解促進について
   山本将広,伊藤暢浩,岩田員典,松河剛司
DOCMAS6:複数情報源からの情報発信を考慮した情報拡散モデルの検討
   池田圭佑,榊剛史,鳥海不二夫,栗原聡        

セッション4(15:20-16:40)
AI1:ロボット会話への利用を想定した観光地推薦システムの構築
   久保田賢人,土屋誠司,渡部広一
AI2:意図を理解した検索システムの構築
   八尾学人,土屋誠司,渡部広一
AI3:複合語を考慮した難解な語句を平易な表現へ変換する手法
   財満利希,土屋誠司,渡部広一
AI4:料理概念ベースによる栄養バランスを考慮した献立推薦手法
   岡田篤典,土屋誠司,渡部広一          

セッション5(17:00-18:20)
ICS1:過去の変動に対する類似検索を用いた短時間USD/JPY為替レート予測
   梅本晴弥,豊田哲也,大原剛三
ICS2:シソーラスノードへの自動割付けを用いたニュース記事の表形式要約手法
   中西隆博,渡部広一
ICS3:否定表現「ない」を考慮した文間関連度計算方式
   谷裕一朗,土屋誠司,渡部広一
ICS4:リスク管理が市場リスクをもたらすか:高頻度・大規模な人工市場シミュレーション
   和泉潔,米納弘渡

【3月4日】

セッション6(9:00-10:20)
AI5:概念ベースとWikipediaを用いた英字略語の意味推定
   後藤和人
AI6:会話ロボットのための人間の発話特性を考慮した音声合成
   平井秀人
AI7:語概念連想による目的地判断を取り入れた自律移動ロボット
   打井裕基一,土屋誠司,渡部広一
AI8:脳波特徴量概念ベースを用いた脳波感情判断手法の検討
   森本麻代,土屋誠司、渡部広一          

セッション7(10:40-12:40)
ICS5:値引きを考慮した小売店の発注戦略の分析
   尾形直哉,早野真史、菅原俊治
ICS6:引用ネットワーク成長の予測と可視化
   浅谷公威,大知正直,森純一郎,坂田一郎
ICS7:係り受け関係の類似性に着目した小説の著者推定
   小泉知夏,菅原俊治
ICS8:x-means法による雑音処理を有した脳波感情判断システムの構築
   杉本聖弥,森本麻代,土屋誠司,渡部広一
ICS9:関連度計算方式を用いたロボットの台詞に対応する動作の生成
   小野彰利,土屋誠司,渡部広一
ICS10:特定の話題に関する対話エージェントの実現に向けた特徴語に基づく応答法の検討
   今野陽子,山下晃弘,松林圭,松原良和,西谷雅史,鈴木恵二,川村秀憲,井上祐寛

【3月5日】

セッション8(9:00-11:20)
BCSS1:IoTを活用したインタラクティブ情報推薦システムの提案
   王亜楠,栗原聡
BCSS2:網羅的ネットワークデータセットを用いた情報拡散の分析
   臼井翔平,鳥海不二夫
BCSS3:交通信号制御へのDeep Q-Networkの適応
   佐藤季久恵,高屋英知,小川亮,芦原佑太,栗原聡
BCSS4:群知能型交通制御システムの提案と評価
   小川亮, 坪井一晃, 川野陽慈, 栗原聡
BCSS5:充電設備の利用状況を考慮した電気自動車の最適経路選択
   内田英明,藤井秀樹,吉村忍
BCSS6:ワンウェイ方式カーシェアリングにおける利用者へのトリップ依頼による車両偏在削減手法の提案
   千住琴音,水本旭洋,荒川豊,安本慶一
BCSS7:位置情報サービスにおける個人特化型ゲーミフィケーション~スタンプラリーイベントを通じた「慣れ」「飽き」の調査~
   松田 裕貴, Akpa Akpro Elder Hippocrate, Konan N’djabli Cedric Ange, 中村 優吾, 前田 直樹, 千住 琴音, 荒川 豊

○開催場所

北海道 ルスツリゾートホテル
http://www.rusutsu.co.jp/hotel/
〒048-1711 北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地
TEL:0136-46-3331(代表)

○ご宿泊について

ご宿泊につきましては,実行委員会で申し込みをとりまとめての合宿形式で
行います.(申し込み締め切りは2017年2月中旬を予定しております).

○発表申込スケジュール

◆2017年1月16日(月曜):発表申込み締め切り

下記,WSSIT17ホームページより発表申込みをお願いいたします.
http://www.ni.is.uec.ac.jp/wssit17/index.php?ImportantDate

※WSSIT17では,会場の収容人数の問題から発表いただける数に限りがありま
す.発表可能枠以上のお申込みとなりました場合には,実行委員会にて発表い
ただきます論文を選定させていただきます.何卒ご容赦ください.

※また,WSSIT17実行委員会にて発表いただきます研究会セッション枠を決定
させていただきます.割り当て研究会のフォーマットに従って原稿を作成して
下さい.分量は6ページ~8ページとなります.

※お申込みされた概要が研究会の対象領域と大きく異なる場合や,提出された
論文が規定のフォーマットと異なる場合は,発表可能枠と関係なく発表をお断
りすることがありますのでご注意下さい.

○発表原稿

◆2017年2月3日(金曜):原稿提出締め切り

 ※提出方法は研究会毎に異なります.お申し込み時に折り返し提出方法につ
  いてご連絡いたします.

○お問い合わせは下記までお願いいたします.

  wssit17_info_at_ni.is.uec.ac.jp (_at_ →@)

○WSSIT17実行委員会

 栗原 聡@電通大(IEICE SIG-AI)
 鳥海不二夫@東大 (JSAI SIG-DOCMAS)
 川村秀憲@北大 (JSAI SIG-DOCMAS)
 飯塚博幸@北大(IPSJ SIG-ICS)
 原田恵雨@苫小牧高専(JSAI SIG-KBS)
 諏訪博彦@NAIST(JSAI SIG-SAI)
 荒川 豊@NAIST(IPSJ kansai SIG-BCSS)

第185回 情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表会

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第185回 情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表会
http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/event/ics185.html
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○開催日時:2016年12月13日(火) 9:50-18:10

○会場:名古屋工業大学 NITech Hall

○テーマ:「創造的協働を実現する知能システム」および一般

近年、人間と機械の協働により新たな知を創出し、人・集団の知的活動の質向上を実現する知能システムが求められています。特に、新しい知能システムを通じて、人間や機械などが協働することで新たな知識の活用方法や新しい社会システムが誕生し、個人や集団、将来的には社会の知的活動が飛躍的に向上することが期待されます。しかし、創造的協働などの実現のために、知能システム研究分野が築き上げてきた基礎原理、要素技術、システムの貢献が重要になります。
また、現実世界の人間同士の創造的恊働も重要な対象であることから、情報工学分野に閉じた研究のみではなく、現実社会での異分野間コミュニケーションを円滑化、合意形成や恊働作業に結び付ける学術的研究も必要です。そこで、今回の研究会では、創造的協働を実現する知能システムに関する研究やそれらを実際に行っている社会科学研究にも焦点を当て、これに関わる研究者同士の情報交換や議論を促進する機会にしたいと考えています。なお、本テーマに関わらず、知能システムにつながる萌芽的な研究も含め、広く関連ある研究発表の場を期待しております。

——–スケジュール——–
9:50-10:00 オープニング

[知能システム一般セッション]
10:00-10:25
「折り紙」の三次元体感を実現するモバイルデバイス/アプリケーションの設計
小川璃紗, 藤本貴之(東洋大学)

10:25-10:50
“Deadline Obsession(DLO)”のメカニズムを用いた業務効率化テキストエディタの試作
范自然, 藤本貴之(東洋大学)

10:50-11:15
「頼られる」メカニズムに基づくArtificial Personality(AP)アプリケーションの提案
金井洋輔, 藤本貴之(東洋大学)

11:15-11:40
企業内保有情報からの知識抽出に着目した事業継承支援システムの構築
安藤大岳, 大場みち子(公立はこだて未来大学)

11:40-12:30 昼休憩

[エージェント技術に基づく大規模合意形成支援の創成 特別セッション]
12:30-13:20 招待講演 大規模社会における協力を導くための対話のプロセスデザイン:社会心理学の視点から
大沼進(北海道大学 大学院文学研究科 行動システム科学講座/社会科学実験研究センター)

13:20-13:45
Web上での大規模議論における議論ツリーによる意見集約支援
仙石晃久(名古屋工業大学), 伊藤孝行(名古屋工業大学), 藤田桂英(東京農工大学), 伊藤孝行(名古屋工業大学), 秀島栄三(名古屋工業大学), 白松俊(名古屋工業大学)

13:45-14:10
インターネットミーティングにおけるファシリテーションに関する一 考察-合意形成支援システムCOLLAGREE社会実験を事例として
西浦司, 伊藤 孝紀, 伊藤孝行, 秀島栄三(名古屋工業大学)

14:10-14:35
まちづくりワークショップにおける対面式と非対面式の組み合わせの有効性  -まちづくりの社会実験を事例として-
福島大地, 伊藤孝紀, 西田智裕, 深町駿平, 松岡弘樹, 仙石晃久, 伊藤孝行, 大塚孝信(名古屋工業大学)

14:35-15:00
連続ワークショップ間に合意形成支援システムを用いた効果検証
西田智裕, 伊藤孝紀, 福島大地, 深町駿平, 松岡弘樹, 仙石晃久, 大塚孝信, 伊藤孝行(名古屋工業大学)

15:00-15:25
地方自治体間の情報共有を目的とした大規模合意形成支援システムの有効性 -AICHI街づくりデザインリーグを事例として-
深町駿平, 伊藤孝紀, 西田智裕, 秀島栄三, 仙石晃久, 伊藤孝行(名古屋工業大学)

15:25-15:40 休憩

15:40-16:05
オンライン議論システムを用いたパネル討論中の参加者の行動傾向
河瀬諭(名古屋工業大学), 伊藤孝行(名古屋工業大学), 大塚孝信(名古屋工業大学), 仙石晃久(名古屋工業大学), 白松俊(名古屋工業大学), 松尾徳朗(産業技術大学院大学), 大石哲也(産業技術大学院大学),藤田理恵子(産業技術大学院大学), 福田直樹(静岡大学), 藤田桂英(東京農工大学)

16:05-16:30
Web議論におけるファシリテータエージェント実現に向けたコーパス分析と要件の検討
白松俊, 池田雄斗, 後藤誉昌, 成瀬雅人, 伊藤孝行(名古屋工業大学)

16:30-16:55
迷惑施設紛争から見る合意形成支援への示唆: 千葉県柏市第二清掃工場問題を事例に
中澤高師(静岡大学)

16:55-17:20
論点の相互依存関係を用いた論点の再帰分割に基づく自動交渉手法
柿本真司, 藤田桂英(東京農工大学)

17:20-17:45
複数エージェント間交渉のためのMisrepresentation Game実装フレームワークの試作
西将宏, 福田直樹(静岡大学)

17:45-18:10
ロビー活動の予備的実験と社会心理学的課題
藤田理恵子, 大石哲也, 松尾徳朗(産業技術大学院大学)

18:10-18:15 クロージング
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第184回 情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表募集

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第184回 情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表プログラム
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開催日時: 2016年8月5日(金) 6日(土)
会場: 長野県北佐久郡軽井沢町 国際高等セミナーハウス

テーマ: 社会に役立つ知能 および 知能システム一般

情報技術をはじめとして知能システムは、社会において活用されることで社会の価値創造や問題解決の有効な手段となりうる。そして、運用してくなかで、要素技術の評価・更新、対象の拡大など現実社会との調和を模索して新しい社会のイノベーションへとつながる。そのようなシステムを構築するうえで知能をどのように設計・構築・活用するのかは重要であり,それらにかかわる研究を広く募集する。なお、本テーマに関わらず、知能システムにつながる萌芽的な研究も募集いたしますので、広く関連ある研究の発表の場としてご活用ください。

8月5日(金)
15:35 – 16:00
(1) サトウキビ選抜過程における育種従事者の判断の特徴抽出に関する一考察
   篠田 孝祐,池田 圭佑,服部 太一朗,樽本 祐助,栗原 聡
16:00 – 16:25
(2) 文字レベル深層学習の日本語データセットへの応用
   佐藤 挙斗,折原 良平,清 雄一,田原 康之,大須賀 昭彦
16:25 – 16:50
(3) デスクトップ作業タスクの分類化とタスク予測に基づくアンビエントな作業支援システムの提案
   齋藤 晴紀,川口 正太郎,篠田 孝祐,栗原 聡

8月6日(土)
09:30 – 09:55
(4) ニューラルネットワークを用いたバルーンロボット制御
   永田 紘也,飯塚 博幸,山本 雅人,鈴木 恵二,川村 秀憲
09:55 – 10:20
(5) 3DCG画像を教師データとしたDeepposeによる人物姿勢推定
   宮森 勇作,川村 秀憲
10:20 – 10:45
(6) 戦略記述言語を用いた3者人狼ゲームの解析
   大澤 博隆,佐藤 健

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第184回 情報処理学会 知能システム研究会 (SIG-ICS) 発表募集
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開催日時: 2016年8月5日(金) 6日(土)
会場: 長野県北佐久郡軽井沢町 国際高等セミナーハウス

テーマ: 社会に役立つ知能 および 知能システム一般

情報技術をはじめとして知能システムは、社会において活用されることで社会の価値創造や問題解決の有効な手段となりうる。そして、運用してくなかで、要素技術の評価・更新、対象の拡大など現実社会との調和を模索して新しい社会のイノベーションへとつながる。そのようなシステムを構築するうえで知能をどのように設計・構築・活用するのかは重要であり,それらにかかわる研究を広く募集する。なお、本テーマに関わらず、知能システムにつながる萌芽的な研究も募集いたしますので、広く関連ある研究の発表の場としてご活用ください。

なお,先着で10名程度の方は会場のセミナーハウスでの宿泊が可能です希望されるかたは発表申し込みとは別途照会先までご連絡ください。また、駅からセミナハウスへの移動に関しては、可能な範囲でサポートいたします。

○発表申込〆切: 2016年6月27日(月) 23:59まで ※厳守

○原稿〆切: 2016年7月11日(月)
原稿は、日本語または英語にて作成ください

○発表申込:
申込書のページをご利用ください.
https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/ICS/

○照会先:
電気通信大学 篠田孝祐
E-mail: kosuke.shinoda (at) is.uec.ac.jp
※[AT]は@になおしてください.